野球をやっている選手たちは体を大きくするためだけではなく
運動による消費エネルギーを補給するためにも
毎日の食事がより重要になってきます
「食べること」は大切ですが、ただ単に「たくさん食べればいい」
というものではありません。
食事量だけではなく食事内容を確認する必要がありますし
何より楽しく食事をするようにしたいものです。
たとえば一日の食事量を増やすために無理をしてご飯を流し込むのではなく
しっかり噛んでおいしく食べられる量を何回かにわけて食べるようにするとよいと思います。
我慢を強いられて吐きそうになるまで食べることはもはや食事ではなく
餌づけになってしまいます
色々無理をして食べさせることで、栄養バランス、胃腸への負担にもなり
食べることが精神的な負担になってしまう可能性があります。
食べる量を増やしたいのであれば練習前後の補食を必ず取りましょう
ふりかけや海苔、かつお節、明太子、梅干し、ちりめんじゃこなどご飯をおいしく食べられるような
付け合わせの工夫をして行きましょう
2杯目以降は卵かけご飯やお茶づけなど選手が食べやすいように工夫することなども一つの方法です
メインとなる主食についてもタンパク質を中心に栄養バランスの良いものを準備することが大切です。
体重を増やす場合には1ヶ月に1〜2kg程度を目標に段階的に体重を増やしていくようにします
個々で目標管理表など作成し管理していきましょう!
目標を定める事で何事にも目標に向かい取り組むようになります!
急激な体重増加(例えば1ヶ月に5㎏など)はパワーアップにつながる
筋肉量が増えるというよりは、体脂肪量がメインとなって増えることが多く、力を発揮しない
「おもり」を身にまとって敏捷性や瞬発力を損なうことが考えられます
さらに重い体を支えるだけの筋力が間に合っていないため、体重のかかる荷重関節
(足関節、膝関節、腰椎など)には大きな負担がかかり、ケガの要因ともなります。
成長期という事もあり、無理が色々なところに負担がかかり、今後の野球人生への影響が
心配されます
体づくりのための食事は短期間で成果を求めるのではなく
長いスパンで地道に取り組んで高校大学で野球選手の体になってくれればよいと思います。
家族の皆さまには、ご苦労をお掛けいたしますが、
食事量だけを重視するのではなく、栄養バランスも考慮し、何より食事を楽しく食べることを優先
させて頂きますようお願い致します。
食育講習も行っていますので、自分自身で捕食を選択して食べいければ最高です!